先に、お恥ずかしい告白をさせてください。
私、ずっと勘違いしていました。
「NISAの積立はクレカ積立のポイント対象外」だと思い込んでいたんです。
毎月せっせと証券口座に入金して、現金で積み立てていました。FP2級を持っていても、こういう思い込みってあるんですよね…。
正解はこうです。NISAの積立も、クレカ積立のポイント対象。
つまり私は、同じ投資をしながら、もらえるはずのポイントを毎月取りこぼしていたことになります。
先日それに気づいて、現金積立からクレカ積立への切り替えを実際にやってみました。
所要時間は10分ほど。この記事では、私と同じ勘違いをしている方のために、仕組みの整理と切り替え手順を画面つきでお見せします。
NISAもクレカ積立のポイント対象である理由 ・三井住友カードはどれを選べばいいか(2026年の変更点つき) ・現金積立からの切り替え手順(実際の画面つき)
そもそもクレカ積立とは?仕組みをおさらい
クレカ積立とは、投資信託の積立代金をクレジットカードで決済する仕組みです。
SBI証券なら三井住友カードで、毎月100円〜10万円まで設定できます。
現金積立との違いは、たった2つです。
・決済額に応じてVポイントが付く
投資する商品も、金額も、変える必要はありません。
「お金の通り道」が変わるだけで、ポイントが付くようになる。それだけの話なんです。
積立代金は、毎月のカード利用額と一緒に、いつもの引き落とし口座からまとめて引き落とされます。カード明細に「SBI証券」と1行載るだけなので、家計の把握もしやすいです。
個人的には、ポイントと同じくらい「入金しなくていい」のがありがたいと感じています。
現金積立は、証券口座の残高が足りないと買付ができません。
忙しい毎日のなかで、“気にしなくていいこと”がひとつ減るのは、それだけで価値がありますよね。
NISAもクレカ積立の対象です(私はここを勘違いしていました)

SBI証券のクレカ積立の対象口座は、特定口座・一般口座だけではありません。
NISA(つみたて投資枠)も、NISA(成長投資枠)も対象です。
⭕️対象 :NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)、特定口座、一般口座
❌対象外:iDeCo(個人型確定拠出年金)、法人口座
おそらく私は、この「iDeCoは対象外」という情報と、NISAをどこかで混同していたんだと思います。
同じ勘違いをしている方、意外と多いのではないでしょうか。
「NISA=非課税でポイントも付かない特別な口座」みたいな、なんとなくのイメージってありますよね。わかります。私がまさにそれでした。
ちなみに、つみたて投資枠と成長投資枠のどちらで積み立てていても対象です。
「成長投資枠のほうは対象外かも」といった心配もいりません。
私はいくら取りこぼしていた?
還元率0.5%のカードの場合で、もらえるポイントを計算してみます。
| 毎月の積立額 | 1か月のポイント | 1年間のポイント |
|---|---|---|
| 3万円 | 150ポイント | 1,800ポイント |
| 5万円 | 250ポイント | 3,000ポイント |
| 10万円 | 500ポイント | 6,000ポイント |
「月150円とか250円か…」と思うかもしれません。
でも積立は、何年も続けるのが前提のもの。
月5万円なら10年で3万ポイント、月10万円なら10年で6万ポイントです。
同じ投資をするだけで付いてくる金額として、無視できる大きさではないですよね。
そしてわが家の場合。私は上限いっぱいの月10万円を、約2年半、現金で積み立てていました。
月500ポイント×30か月=約15,000ポイント。
同じ投資をしながら、15,000円分をまるまる取りこぼしていた計算です。
気づいたときは、しばらく画面の前で固まりました…。
しかも投資の中身は1ミリも変わらず、設定を10分いじるだけでもらえたお金です。
切り替えない理由が、本当にひとつも見つかりませんでした。
カードはどれを選ぶ?多くの人は年会費無料のNLで十分
三井住友カードには、主に3つの選択肢があります。クレカ積立での還元率は次のとおりです。
| カード | 年会費 | クレカ積立の還元率 |
|---|---|---|
| 三井住友カード(NL) | 無料 | 0.5%※1 |
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円※2 | 最大1.0%※3 |
| プラチナプリファード | 33,000円 | 1.0〜3.0%※4 |
※1 初年度は無条件で0.5%。2年目以降は前年に買い物で年10万円以上の利用があれば0.5%、
なければ0%
※2 年間100万円の利用で翌年以降永年無料
※3 前年100万円以上の利用で1.0%、10万円以上で0.75%、未満は0%
※4 前年の年間カード利用額に応じて変動(300万円未満で1.0%、300万円以上で2.0%、500万円以上で3.0%)
なお、表の還元率は「クレカ積立」に対するものです。普段の買い物の還元率とは別物なので、混同しないようにしてくださいね。
私の結論はシンプルです。
普段の買い物が年100万円に届かない方は、年会費無料のNLで十分。
ゴールドとの還元率の差(0.5%)は、月5万円の積立でも年3,000円分です。
年会費5,500円を確実にペイできるのは、「もともと年100万円使う生活」の人だけ。
無理に買い物を増やして100万円を目指すのは、本末転倒ですよね。
逆にゴールド(NL)が向いているのは、「固定費の支払いをカードにまとめていて、年100万円は普通に超える」という方です。100万円を使えば年会費は翌年以降ずっと無料になり、継続特典の10,000ポイントももらえます。届く人にとっては、NLより確実にお得です。
ひとつだけ注意を。
クレカ積立の利用分は、この「年間100万円」のカウントに入りません。(もともと集計対象外)
積立だけで年会費無料を目指すことはできないので、あくまで普段の買い物だけで判断してくださいね。
現金積立からクレカ積立への切り替え手順
ここからは、私が実際にやった手順です。すでにSBI証券で積立をしている前提で書きます(これから口座を作る方は、記事の最後からどうぞ)。
手順①:三井住友カードをSBI証券に登録する
SBI証券にログインし、「取引」→「投資信託」→「投信(積立買付)」からクレジットカード登録へ進みます。Vpass(三井住友カードの会員サイト)の認証画面を挟んで、カード情報を登録します。 少しだけ手間なのは、このVpassの認証くらいです。カード本体を手元に置いてから始めると、スムーズに進みますよ。
手順②:積立設定を開き、決済方法をクレジットカードに変更する
メニューの「NISA」→「積立設定一覧」を開くと、現在の設定が並んでいます。
私の場合、決済方法が「現金」になっていました。ここが今日の主役です。
対象の銘柄の右端にある「変更」ボタンをクリックし、積立設定入力の画面で決済方法を「現金」から「クレジットカード」に切り替えます。
私の場合、既存の設定の「変更」からそのまま決済方法だけ切り替えられました。
銘柄も金額もいじる必要なし。
一度解除して作り直し…のような面倒はありませんでした。
切り替えたら、設定完了画面で次回の買付日を確認します。
クレカ積立は毎月10日ごろが設定の締め切りで、翌月から買付というスケジュールです。
私は7月上旬に設定したので、8月の買付分からクレカ決済になります。
「切り替えの谷間で1か月飛ばないかな?」と少し心配だったのですが、次回の買付予定がちゃんと画面で確認できたので安心しました。

手順③:(翌々月)ポイントが付いたか確認する
ポイントは買付月にすぐ付くのではなく、カード利用日の翌々月10日ごろにVポイントとして付与されます。
Vpassの明細で「SBI証券」の利用分とあわせて確認できます。
付与されたVポイントは、1ポイント=1円として普段の買い物などに使えます。
積み立てているだけで、毎月ちょっとしたお小遣いが生まれるイメージですね。
切り替え前に知っておきたい注意点5つ
どれも難しいことではありませんが、知らないと「あれ?」となりやすいポイントです。
- 2年目以降の還元条件に注意
NLは前年に買い物で10万円以上の利用がないと、還元率が0%になります。
積立専用でカードを寝かせている方は要チェック(月1万円弱の普段使いでクリアできます) - ポイント付与は翌々月
設定してすぐ付かなくても慌てない - iDeCoは対象外
クレカ積立できるのはNISA・特定・一般口座のみ - カードを再発行したら再登録
カード番号が変わると積立が止まります。
更新・再発行のときは、証券サイト側の登録も忘れずに - ポイントは「おまけ」
0.5%のために投資額を増やしたり、商品を変えたりするのは本末転倒。
投資の主役は、あくまで運用そのもの。ポイントは黙って付いてくる分だけ受け取る、が正しい距離感です
よくある質問(FAQ)

切り替えのときに私が気になって調べたことを、まとめておきます。
Q. 銘柄や金額の設定も、作り直しになりますか?
A. いいえ。既存の積立設定の「変更」から、決済方法だけを切り替えられます。
銘柄も金額もそのままでOKです。私も5分で終わりました。
Q. クレカ積立にすると、NISAの非課税メリットに影響はありますか?
A. ありません。変わるのは積立代金の支払い方法だけで、非課税枠の扱いは現金積立と同じです。
Q. 切り替えたら、すぐポイントが付きますか?
A. 少し時間がかかります。
毎月10日ごろまでの設定で翌月の買付分からクレカ決済になり、ポイントはさらにその翌々月
ごろの付与です。気長に待ちましょう。
Q. 月10万円を超えて積み立てたい場合は?
A. クレカ積立の上限は月10万円です。
それを超える分は、これまでどおり現金(証券口座からの引き落とし)での積立と併用できます。
「10万円分だけクレカに切り替える」という形ですね。
まとめ 同じ投資のまま、通り道だけ変える
- NISAもクレカ積立の対象。「対象外」は誤解でした
- 切り替えは10分。銘柄も金額も変えなくていい
- カードは普段使い年100万円未満ならNL(無料)で十分
- 毎月10日ごろまでの設定で、翌月の買付分から適用
ポイントのために投資を始める必要はありません。
でも、すでに積み立てているなら、話は別です。
やることは決済方法の切り替えだけで、リスクが増えるわけでも、投資の中身が変わるわけでもないからです。
「投資はもう始めてる。でも現金積立のまま」という方、その設定、10分だけ見直してみてください。
私のように何年も取りこぼしてから気づくより、今日気づけた方が絶対にいいので。
これからSBI証券で口座を開く方は、口座開設とあわせてクレカ積立の設定まで一気にやってしまうのがおすすめです。
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