こんにちは。
教育費、住宅費、老後資金…。
子育て中はお金の不安が尽きませんよね。
私も20代後半で家計管理を始めた頃は、「本当に教育費を準備できるのかな」「老後のお金は足りるのかな」と不安ばかりでした。
でも振り返ってみると、大きな借金をすることなく、教育費も老後資金の準備も進められたのは、特別なテクニックのおかげではありません。
シンプルな「お金のルール」を20年以上守り続けてきたことが大きかったと思っています。
今回は、私が親から教わり、今は子どもたちにも伝えたいと思っている「我が家の家訓」をご紹介します。
難しいことは何もありません。でも続けると、お金に振り回されることが確実に減っていきます。
我が家の家訓① 連帯保証人にはならない
これは私の親から何度も言われてきたことです。
「どんなに親しい人でも、連帯保証人にはなるな」
子どもの頃は意味がよくわかりませんでした。でも大人になり、保険やお金の仕事に関わる中で、その重みを実感するようになりました。
実際に、連帯保証人になったことで家族全員の生活が一変してしまった方を、仕事を通じて何人も見てきました。
連帯保証人とは?
連帯保証人とは、借りた本人が返済できなくなった場合に、代わりに返済する義務を負う人のことです。
「保証人」とは違い、連帯保証人は「まず本人に請求してほしい」と言う権利(催告の抗弁権・検索の抗弁権)がありません。本人が払えない状況になった瞬間に、全額を請求される可能性があります。
つまり、他人の借金を自分が丸ごと背負うことになるということです。1,000万円の借入なら、1,000万円を自分が返すことを求められる可能性があります。
連帯保証人の3つのリスク
| リスク | 内容 |
|---|---|
| ① 全額負担 | 借りた本人が払えなくなったら、借入額の全額を自分が払う義務が生じる |
| ② 家族への影響 | 自分だけでなく、配偶者・子どもの生活にも一気にダメージが及ぶ |
| ③ 断りにくい状況 | 親族や親しい友人から頼まれることが多く、感情的に断りにくい |
「親しい友人だから」「家族だから」という気持ちで引き受けてしまうと、後で大きな後悔につながることがあります。
頼まれたときは「我が家のルールで決めていて…」と、ルールを理由に断ることが、関係を壊さずに断る一番スマートな方法です。
💡 ポイント:お金のルールだけは、感情で判断しない。「我が家のルール」として決めておくと、断る理由にもなります。これが家族を守る大切な姿勢です。
我が家の家訓② 現金で買えないものはすぐ買わない
我が家では昔から、「現金で買えないなら、まず貯める」という考え方を大切にしてきました。
もちろん住宅ローンなど例外はあります。ただし家電・旅行・車の買い替えなど、ある程度計画できるものについては、できるだけ先にお金を準備してから購入するようにしてきました。
「欲しいと思ったらすぐカードで買う」という生活を続けていると、毎月の支払いが積み重なり、気づいたときには家計が苦しくなっていた…ということになりかねません。
私の周りでも、便利なキャッシュレス払いがかえって支出の感覚を鈍らせてしまっているケースをよく見かけます。
貯めてから買うメリット
- ローンや分割払いの利息を払わなくて済む
- 「本当に必要か」をじっくり考える時間ができる(衝動買いが減る)
- 一度に大きなお金が出ていかないので家計へのダメージが少ない
- 計画して買ったものは後悔しにくい
- 「貯められた」という達成感が次の貯金のモチベーションになる
実際、私は冷蔵庫や車の買い替え資金を、何年も前から少しずつ積み立ててきました。
すると突然故障しても、慌てることがありません。「壊れた!どうしよう!」ではなく、「ちょうど貯まっていてよかった」と思える余裕が生まれます。
我が家の準備方法(シンプルです)
- いつ購入するか(時期)を決める
- 必要な金額を調べる
- 必要金額 ÷ 月数 = 毎月の積立額を計算する
- 専用口座か専用の積立項目を作って毎月自動で貯める
例)3年後に車を150万円で買い替えたい場合
150万円 ÷ 36ヶ月 = 毎月約41,700円の積立
💡 ポイント:家計簿の中に「冷蔵庫積立」「旅行積立」「車買い替え積立」などの項目を作るだけで、お金の流れがずっと見えやすくなります。目的があると貯めやすいのも大きなメリットです。
我が家の家訓③ ボーナスはないものと思う
ボーナスは本当にありがたいものです。でも私はずっと、「ボーナスは最初からないもの」として家計を組んできました。
「ボーナスが入ったら旅行に行こう」「ボーナスで家電を買い替えよう」と考えている方は多いと思います。でも、ボーナスありきで生活設計をしてしまうと、こんなときに一気に家計が崩れます。
- 会社の業績悪化でボーナスの支給額が減ったとき
- 転職してボーナスの仕組みや時期が変わったとき
- 育休や病気休暇でボーナスが減額になったとき
- 会社が経営難で一時的に支給なしになったとき
実際に私自身、転職を経験したことで収入体系が変わり、ボーナスの支給月や金額が変わったことがありました。そのとき「ボーナスを当てにしていなくてよかった」と心から思いました。
だからこそ、毎月の給与だけで生活が成り立つ家計を作ることを意識してきました。ボーナスは「あったらラッキーなお金」という感覚で扱うのがおすすめです。
ボーナスの使い道(我が家の優先順位)
ボーナスが出たときは、感情で使わず、優先順位を決めてから動かします。
- 教育費の積立口座へ(最優先)
- 老後資金(iDeCoやNISA)への追加投資
- 年間で不足した分の補填(特別支出・医療費など)
- 家族のご褒美(旅行・外食など)
💡 ポイント:「ボーナスは毎月の生活費には使わない」というルールを夫婦で共有するだけで、家計はぐっと安定しやすくなります。先に使い道を決めてしまうと、無駄遣いも防げます。
我が家の家訓④ ライフプランを作る

家計管理で最も大切なのは、目標を持つことです。
「なんとなく貯金している」という状態では、いくら貯まれば安心なのかわからず、漠然とした不安がずっと続きます。目的地が決まっていないのに地図を見ても、どこへ向かえばいいかわからないのと同じです。
私は教育費を準備するために、子どもが小さい頃から大学進学までのスケジュールを書き出していました。「何年後にいくら必要か」が見えるだけで、毎月の積立額が決まり、不安がぐっと小さくなります。
ライフプランの作り方(シンプル版)
STEP1|これから起きるイベントと時期を書き出す
家族全員の人生の節目を、できる限り書き出してみましょう。完璧でなくて大丈夫です。
| イベント | 時期の目安 | 必要な金額の目安 |
|---|---|---|
| 子どもの大学入学 | 18年後 | 200〜400万円 |
| 車の買い替え | 5年後 | 150〜200万円 |
| 老後生活のスタート | 20〜25年後 | 2,000万円〜 |
| 住宅のリフォーム | 10〜15年後 | 100〜300万円 |
STEP2|逆算して毎月の積立額を決める
必要な金額 ÷ 月数 = 毎月の積立額
例①)「18年後に200万円(大学資金)」→ 200万円 ÷ 216ヶ月 = 約9,300円/月
例②)「10年後に150万円(リフォーム)」→ 150万円 ÷ 120ヶ月 = 約12,500円/月
STEP3|家計に組み込んで自動化する
毎月の固定費として積立額を設定し、給与日に自動的に専用口座へ移動する仕組みを作ります。「意識して貯める」より「自動で貯まる」仕組みが長続きの秘訣です。住信SBIネット銀行の目的別口座などを活用すると、用途ごとに貯金を管理しやすくなります。
💡 ポイント:将来必要になるお金の「金額と時期」が見えるだけで、漠然とした不安はかなり小さくなります。まずは大きなイベントだけでも書き出してみてください。
我が家の家訓⑤ 定期的に家計を振り返る
家計管理は一度仕組みを作ったら終わり、ではありません。定期的に「今どうなっているか」を確認することが、長続きの秘訣です。
「振り返りなんて面倒くさい」と思うかもしれませんが、私がやっているのはとてもシンプルなことです。完璧な家計簿をつける必要はまったくありません。
私が毎月やっていること(月1回・15分だけ)
給与日付近に、以下の3点だけ確認します。
✅ 予定通り貯蓄できたか
✅ 先月、大きな無駄遣いはなかったか
✅ 来月に特別な支出(旅行・年払い・誕生日など)はあるか
これだけです。家計簿アプリ(私はマネーフォワードMEを使っています)を使えば、カードや銀行の明細が自動で取り込まれるので、確認はさらにラクになります。
毎月見直すことによって大体の支出額やかかる月がわかってきます。
年に1回やること(年間振り返り)
年末や年始に、1年全体の流れを振り返ります。
- 貯金は年間でいくら増えたか
- 予定外の大きな出費はあったか
- 来年のライフプランに変更はあるか
年1回の振り返りをすることで、「今年はここが使いすぎだったな」「来年はこの積立を増やそう」という改善点が見えてきます。
我が家ではこの年1回の振り返りの時期に夫や私、子供たちのお小遣いや今年の大きな出費は何になりそうかを話し合います。
💡 ポイント:完璧に記録しようとしなくていいんです。「大まかな流れが把握できている」だけで、家計は驚くほど安定します。月1回15分の習慣が、20年後の家計を守ります。
貯金ができたら、次は投資へ
5つの家訓を守りながら貯金が積み上がってきたら、次のステップとして投資も検討しましょう。
ただし順番がとても大切です。焦って投資を始めると、必要なときにお金が引き出せない状況になることがあります。
ステップ①:まず生活防衛資金を確保する
急な病気・けが、家電の故障、転職など、予期せぬ出費があっても慌てないための「緊急用のお金」を先に準備します。目安は生活費の3〜6ヶ月分です。
私は心配性なので1年半分貯金しています。(ビビリなので💦)
この生活防衛資金は、投資には回さず、すぐ引き出せる普通預金や高金利のネット銀行に置いておきます。
ステップ②:余裕資金を投資へ回す
生活防衛資金が確保できてから、はじめて投資を考えます。
今なら新NISAを活用しやすい環境が整っています。
投資で大切なのは「短期間で増やそうとしない」こと。
長期・積立・分散を意識して、時間をかけてじっくり育てる感覚が大切です。
焦りは投資の一番の敵です。
まとめ|家計管理は仕組み作りが9割
20年間家計管理を続けてきてわかったのは、家計管理は我慢大会じゃないということです。
節約を頑張ることよりも、「お金が自然に貯まっていく仕組み」を作ることの方がずっと大切です。
我が家が大切にしてきた5つのルールをまとめます。
| # | 家訓 | ひとことポイント |
|---|---|---|
| ① | 連帯保証人にはならない | お金のことは感情で判断しない |
| ② | 現金で買えないものはすぐ買わない | 貯めてから買う習慣が家計を守る |
| ③ | ボーナスはないものと思う | 毎月の給与だけで回せる家計を作る |
| ④ | ライフプランを作る | 目標があるから貯められる |
| ⑤ | 定期的に振り返る | 月1回15分で家計は安定する |
どれも特別なテクニックではありません。
でもこのシンプルなルールを守り続けることで、お金に振り回されることは確実に少なくなりました。
「子どもの教育費が心配」「老後が不安」という気持ちは、多くのママが抱えているものです。
でも、今日から一つだけでも取り入れてみてください。
小さな積み重ねが、10年後・20年後の家計を大きく変えてくれます。
家計管理は短距離走ではなく、マラソンです。🏃♀️
族が笑顔で暮らせる仕組みを少しずつ作っていきましょう😊
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!


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