共働きなのになぜかお金が貯まらない。その本当の理由と、わが家が実践するシンプルな解決策【体験談あり】

家計管理

「共働きで2馬力なのに、なぜかお金が残らない…」

そんな悩みを抱えているワーキングママ、実はとても多いんです。わかります、その感覚。毎月それなりに稼いでいるはずなのに、月末になるとなぜか口座残高がギリギリ。ボーナスが入ってもすぐ消える。「どこに消えたんだろう」と首をかしげた経験、一度や二度ではないはずです。

実は、共働き家庭には「お金が貯まりにくくなる独特の落とし穴」があります。その落とし穴を知らないまま頑張り続けても、残念ながら状況はなかなか変わりません。

この記事では、共働きなのにお金が貯まらない本当の理由を明らかにしたうえで、忙しいワーキングママでも無理なく続けられる家計管理の5ステップ、そして実際に家計を立て直したAさん・Bさんのリアルな体験談をお届けします。

共働きなのにお金が貯まらない…その本当の理由

「共働きなら余裕があるはず」──そう思われがちですが、実際には共働き家庭だからこそはまりやすい罠があります。収入が増えれば支出も増える。これは「パーキンソンの法則」と呼ばれる現象で、共働き家庭に特に起きやすいことが知られています。

「2つの財布」が生む家計のブラックボックス

共働き家庭の最大の落とし穴が、この「2つの財布問題」です。夫婦それぞれが自分の口座でお金を管理していると、家計全体の収支が誰にも把握されない状態になります。

たとえば、こんな状況はありませんか?

  • 食費はAの口座、光熱費はBの口座…と担当が分かれているが、合計がいくらかは誰も知らない
  • 「自分が払ってるから大丈夫」とお互いが思っていて、ダブって払っているものがある
  • 外食・レジャー費などがどちらのカードで払われているかあいまい

これでは家計全体がブラックボックスになってしまいます。「家計を一本化して見える化する」ことが、共働き家庭の家計管理の出発点です。

忙しいから後回し、が最大の敵

ワーキングママのもう一つの大敵は「時間のなさ」です。仕事・育児・家事をこなしながら、家計管理まで丁寧にやるなんて正直しんどいですよね。だから「今月は忙しいから来月からにしよう」「なんとかなるでしょ」と後回しにしてしまいがちです。

しかしこの「なんとなく管理」が、じわじわと家計を蝕んでいきます。サブスクの自動更新、気づかない少額の浪費、コンビニやデリバリーの積み重ね…。忙しいときほどお金は出ていきやすいのです。

産休・育休中の方へ注意!
産休・育休期間は収入が大幅に下がります(給付金はおおよそ手取りの67〜50%)。「復帰したら取り戻せる」という考えは危険です。育休中こそ家計の見直しと支出の絞り込みを行い、復帰後に備えて貯蓄のベースを作っておくことが大切です。

体験談:私も「なんとかなる」と思っていた

私は専業主婦の時期は一円単位でしっかり家計簿をつけてました。
しかしフルタイムで働くようになると、毎日の生活に追われて家計簿をつけることも振り返ることも減っていきました。夫も私もフルタイムで働いていたので、お金の心配はないと思っていました。でも40代に入り、住宅購入を考えたとき計算したら、これはやばい!と。しっかり数字で把握すること再認識しました。仕事で疲れていたので外食が多くなっていたし、なんとなく大丈夫だろうと思い込んでいたんです。家計管理をざっくりのまま2年程過ぎていました。

ワーキングママが家計管理を成功させるための5ステップ

難しいことは必要ありません。順番通りに進めるだけで、忙しいワーキングママでも無理なく家計を整えることができます。まずは全体像を確認しましょう。

ステップ 内容 所要時間の目安
Step 1 家計を1本化して全収支を把握する 1〜2時間(初回のみ)
Step 2 家計の黄金比率に当てはめる 30分
Step 3 先取り貯蓄を自動化する 設定15分(あとは自動)
Step 4 固定費を徹底的に見直す 2〜3時間(月1回)
Step 5 月1回だけ振り返りの時間を作る 30分/月

ステップ1:家計を1本化して全収支を把握する

まず「夫婦の収入と支出をひとつにまとめて見る」ことが最優先です。それぞれの口座を別々に管理している場合、どちらかの口座を「家計口座」として一本化するか、家計管理アプリで両方を連携させましょう。

先月1ヶ月分の明細(クレジットカード・銀行明細)を引っ張り出して、支出をざっくり書き出すだけでOKです。完璧を目指さなくて大丈夫。まず「全体像を知ること」が大事です。

我が家の場合は夫口座を家計口座と、妻口座は「教育費・老後資金・投資資金」に分けて管理してます。

ステップ2:家計の黄金比率に当てはめる

支出の全体像がつかめたら、「黄金比率」と照らし合わせてみましょう。

カテゴリ 理想の割合 主な内訳
固定費 45%以内 家賃・住宅ローン・保険・通信費・サブスク・車費など
変動費 35%以内 食費・外食・日用品・被服費・レジャー・医療費など
貯蓄 20%以上 先取り貯蓄・NISAなどの投資・教育費積立など

ステップ3:先取り貯蓄を自動化する

「残ったお金を貯める」ではなく、「先に貯蓄分を引き出してしまう」のが先取り貯蓄の考え方です。これが最も確実に貯金を増やす方法と言われています。

具体的には、給料日の翌日に自動振替で別口座(貯蓄専用)に一定額を移す設定をするだけ。銀行の「自動積立」機能を使えば、意識しなくても毎月貯まっていきます。

先取り貯蓄のポイント

  • 金額は「無理なく続けられる額」からスタート(月1万円でもOK)
  • 生活費口座と貯蓄口座を別の銀行にするとATMで引き出しにくくなり効果的
  • NISAやiDeCoを活用すると、節税しながら資産形成できる
  • 育休中は金額を下げてでも「先取り習慣」を維持するのが大事

ステップ4:固定費を徹底的に見直す

変動費は意志力が必要ですが、固定費は一度見直せばずっと節約効果が続きます。まず以下をチェックしてみましょう。

  • スマホ料金:大手キャリアのまま?格安SIMへの乗り換えで月5,000〜10,000円削減できることも
  • 保険:入りすぎていない?重複している保険はないか?
  • 使っていないサブスク:動画・音楽・アプリなど、知らないうちに契約したままになっているものを棚卸し
  • 電力・ガス会社:乗り換えで年数万円の節約になることがある

ステップ5:月1回だけ振り返りの時間を作る

毎日家計簿をつける必要はありません。月に1回、30分だけ「先月どうだったか」を夫婦で確認する時間を作るだけで十分です。アプリを使えばほぼ自動で集計されるので、確認するだけでOK。

実際にやってみた!ワーキングママの家計管理リアル体験談

支出の「見える化」で月の無駄が判明

「家計管理アプリでひとつにまとめてみたら、毎月外食➕食費が10万円以上使っていることが判明!しかも解約していたと思っていた娘のサブスク費が1年間引き落とされていたことに気づきました(笑)。解約していた思っていたのが未完了だったようです。そこで家計をしっかり見直し予算範囲内で生活することを心がけました。しっかり見えてなかったものが数字で見えた瞬間、すごく爽快でした。

先取り貯蓄を始めてから貯金が増えた

私の収入を投資用・教育費等に振り切っていきました。
これは少しやり過ぎですが、毎月2万でも先取りしていけば資産は増えていきます。
この2万をNisaで運用していくだけで資産を増やすことができます。
我が家の場合は私の収入UPが資産の増加!と分かりやすくしていました。
私は資産増加のため、資格取得や転職で収入UPできる方法を模索しました。

忙しいワーキングママにおすすめの家計管理ツール比較

 

比較項目 マネーフォワード ME 袋分け管理 Googleスプレッドシート
手間 ほぼ自動(口座連携) 手動(現金管理) 手動入力が必要
費用 無料〜月500円 無料(封筒代のみ) 無料
夫婦共有 プレミアムで可能 物理的に共有可 リンク共有で簡単
向いている人 カード払いが多い・自動化したい 現金派・視覚的に管理したい カスタマイズしたい

よくある質問(FAQ)

Q1. 夫が家計管理に協力してくれません。どうすれば良いですか?

まずは「責める」より「一緒に現状を見る」ことから始めましょう。「家計を見直して〇〇を買いたい」「旅行資金を貯めたい」など、前向きな目標と一緒に話すと協力を得やすくなります。管理自体はアプリに任せてしまい、夫には「月1回数字を見るだけ」という最低限の役割だけお願いするのも効果的です。

Q2. 育休中で収入が減っています。それでも貯蓄できますか?

育休中は給付金が手取りの約67〜50%程度になるため、無理に大きな金額を貯めようとする必要はありません。大切なのは「先取り貯蓄の習慣をやめないこと」です。月3,000円〜5,000円という少額でも自動積立を続けておくことで、復帰後にスムーズに金額を増やせます。

Q3. 家計簿をつけてもすぐ挫折してしまいます。どうすれば続きますか?

毎日つける必要はありません!マネーフォワードのような自動連携アプリを使えば、入力作業はほぼゼロです。月に1回、10〜30分だけ「先月どうだったか確認する日」を決めるだけでOK。完璧にやろうとすると挫折するので、「ざっくり把握できていればOK」くらいの気持ちで続けることが大切です。

まとめ

共働きでもお金が貯まらない理由は、収入が少ないからではなく「管理の仕組みができていないから」であることがほとんどです。

この記事のまとめ

  • 共働きの落とし穴は「2財布問題」と「忙しさによる後回し」
  • まずは家計を1本化して、全体の収支を「見える化」することが第一歩
  • 家計の黄金比率は「固定費45%・変動費35%・貯蓄20%」を目安に
  • 先取り貯蓄を自動化すれば、意志力に頼らず確実に貯まる
  • 固定費の見直しは一度やれば効果が継続する、最もコスパの良い節約術
  • 産休・育休中は金額を下げても「貯蓄の習慣」を手放さないことが大切
  • 月1回30分の振り返りを続けるだけで家計は必ず変わる

最初から完璧を目指す必要はありません。「今月から先取り貯蓄を1万円だけ始めてみる」「家計アプリを入れて口座を連携してみる」──そんな小さな一歩が、数年後の大きな差になります。忙しいワーキングママだからこそ、仕組みの力を借りて、ラクに・無理なく家計を整えていきましょう。あなたの家計が少しでも好転することを、心から応援しています。

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